最近、はまっている桜木紫乃作
星々たち
主人公の女性が
父親の死について語るセリフ。
"なんだかね、いいような気がするの。
すべてが、いい方向に向いて、
それぞれが自分で選択した場所で
生きて死んだだって、そう思えるの。"
私の父は40年前に45才で亡くなりました。
父が亡くなって亡くなった歳をとうに私自身が過ぎ、
ここ15年ほど月命日にお寺にお参りするようになって手を合わせるときに早くに亡くなって心残りがあったのではないか、
生きていたならば楽しい事があり、
苦労するためだけに生きたのではないか
生きてこその人生。
早逝して残念やったなあ…と思っていました。
この小説の先の台詞で私が知らないだけで
勝手にそう思い込んでいたけど、そんなことはなかったのではないか…と思えてきました。
今日も行きスロージョギング40分、
帰りは電車でお参りに行ってきました。
新緑の黄緑がきれいでした。
ありがたいです。